2020/06/10

映画「ランゴ」の思い出

海外ドラマが大好きな私は2か月ほどNetflixで見ていたのですが、6月からHuluで「グレイズアナトミー シーズン14」が配信されたのをきっかけに、またHuluに戻りました。「グレイズアナトミー」は医療ドラマですが、登場人物たちのプライベートの人物描写がしっかり描かれていて、ユーモアもあり、全米で一番長続きしているドラマだけあって面白いです。

Netflixは他の動画配信サービスより遥かに多くの海外ドラマが配信されているのですが、多い分はほとんどがNetflixオリジナル作品です。私の好きなSF・ファンタジー・ホラードラマに限って個人的な感想を言えば、オリジナル作品のほとんどはテンポの悪いモタモタした感じの展開orいくらこのジャンルでも設定に無理があり過ぎるorちゃんと作ってあるのですが、なぜか魅力の無い作品(脚本の問題?)等、残念ながらとても最終回まで見る気にはなれない作品がほとんどでした。
Netflixオリジナル作品で面白かったのは「ルシファー」、まあまあだったのは「ウィッチャー」と「サブリナ」くらいでした。といっても、「ルシファー」で面白かったのはFOXが制作したシーズン3までで、Netflixが引き継いだシーズン4からはあまり面白くなかったのですけれどね。


前置きが長くなりましたが、Huluで映画「ランゴ」が配信されていたので、懐かしくなってこの記事を書きました。といっても、映画を見直してはいないのですが(笑)

「ランゴ」はカメレオンのランゴが主人公で、ペットとして安穏と暮らしていたランゴが、ある日車で移動中に悪路で水槽ごと砂漠に放り出されてしまい、さまざまな砂漠の小動物の住む町で冒険を繰り広げるというアニメです。
ランゴのデザインは手足の指がヤモリに見えるのと、顎の部分がカメレオン好きにとって衝撃的な以外は、わりとシュールで、口から上は可愛さも感じられて、大人が見てもなかなかいい線をいっているように感じました。
カメレオンが主人公の映画なんて、きっとこれが最初で最後に違いないと思い、あえて下調べはせずに楽しみにして私は映画を見に行きました。

 前売り券に付いていたストラップ。アロハシャツにガンベルトをしていますが、映画では西部劇スタイルの時にガンベルトを付けます。ランゴは高価なフィギュアも発売されましたが、ストラップの方がかわいく出来ています。
角度を調整する台に使用しているのは、食玩だったと思うのですが、ハナカマキリの幼虫です。

前売り券のランゴのストラップ


この映画が大人の間でもちょっと話題になったのは、メインキャラクター達を衣装や小道具まで揃えて人間の俳優が演じ、その動きを表情まで含めてCGIでアニメのキャラクターに取り込んだ「エモーション・キャプチャー」という技法が用いられており、主役のランゴをジョニー・デップが演じたからです。もちろん声もジョニー・デップです。

映画館に早めに着いた私は、まずパンフレットや関連商品が売られている売店を見ていました。
パンフレット以外に「ランゴ」の関連商品はなかったのですが、そのとき30代くらいの女性が売店に来ました。その女性は適当に商品を見ながら、なぜか私を意識して、話しかけたくて仕方が無いといった感じがしました。その感じがどんどん強くなってこちらに近づいてきたので、私は全身に肯定オーラを出して女性の方を見てみました。

「ジョニー・デップのファンの方ですか?」

ああ、そういうことだったのね~。
「いいえ、違います。私はカメレオンのランゴを見に来たんです」と言いたいところでしたが、笑顔の女性が私の言葉を聞いた途端どんな表情に変わるかを想像すると、とてもそんなことを言う気になれず、私は「ええ…」と慎ましく答えました。私はジョニー・デップのファンではないけれど、「パイレーツオブカリビアン」のジャック・スパロウなら大好きですしね。

すると件の女性は大喜びで、ジョニー・デップの良さを語り(内容は忘れました)、私もやや控えめに彼の演技について褒めました。
「前売り券は買いましたか?」 「ええ、ランゴのストラップ付の…」 「私、5枚買いました! あと3回は映画を観るつもりです♪」
ジョニー・デップの姿が出ているわけではないのに、ファンの心理ってすごい!!

上映時間が近づいてきたので、一緒にそれぞれの理由でワクワクしながら中に戻り、それぞれの指定席に着いて映画を観ました。
このとき、詳細を書くことはできないのですが、私の隣の席に座った人にある問題があり、山場前にその人が席を立つまで私は映画に集中できませんでした。
映画の方も、砂漠に取り残されたランゴがたどり着いた町は西部の町で、以降のストーリーはなんと小学生向けみたいな感じの西部劇でした。隣の人が山場前に席を立った理由が分かるような気がします。
映画が終わり、呆然としながら席を立つと、先ほどの女性がやってきて、「バスの時間がありますので」と言って帰っていきました。もしも大人の鑑賞に堪える作品だったなら、ジョニー・デップの演技について短い立ち話くらいできたかもしれなかったですね。

果たして彼女はあと3回観たのだろうか。

さんざんなことを書きましたが、西部劇というのは日本で言えば時代劇にあたりますね。Wikipediaによるとアメリカとカナダでは成功したと言える興行成績で、ジョニー・デップが2つの声優賞を受賞しています。


 ランゴが放り出された砂漠のイメージ画像

ランゴ


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2017/12/10

目据わりカイムとスリーピー・ホロウの感想


パンサーカメレオンのカイム


 ごはんのコオロギに目が据わっているカイムです。味覚に集中しているので、目が虚ろになっています(笑)

ここしばらく週末になると天気が悪くなるパターンの日々でしたが、今日は快晴で風もなかったので日光浴もできました。


海外ドラマ「スリーピー・ホロウ シーズン4」を見終えました。
1999年に制作された、アメリカでは誰でも知っている(らしい)首なし騎士伝説を基にしたサスペンスタッチのホラー映画をドラマ化した作品です。映画のストーリーは山場を除いては地味めで、映像が美しく、主人公のイカボッ・クレーンが黒髪で比較的整った顔立ちだけれど、やはり地味めな感じの役者さんだったという印象が残っていましたが、なんとこの地味めな感じの役者さんはジョニー・デップでした。

ドラマでは首なし騎士は黙示録に登場する4騎士の一人の死の騎士で、主人公のイカボッ・クレーンは聖書に示されている2人の証人のうちの1人という設定に変わっています。
どのシーズンも「スリーピー・ホロウ(地名)発、世界を地獄に、あるいは世界を我が手に」+首なし騎士伝説という感じです(笑)
シーズン1はまあまあ、シーズン2はとても面白く、シーズン3でひどくガッカリ、シーズン4はもう全然面白くありませんでした。

シーズン1・2では4騎士を復活させて世界の終末を企む悪魔モロク、シーズン3は全知全能の神(ちなみに唯一神ではありません)、シーズン4では賢者の石の力でサタンと取引して不老不死となった男ドレイファスがボスキャラですが、シーズン1・2は悪魔そっちのけでタイムトラベルまで飛び出す主人公一家の家族の愛憎劇がメイン、シーズン3・4では神&ドレイファスの力量とか器の小ささ・しょぼさにビックリという感じでした。

シーズン1・2はアメリカ独立戦争中に死んだ主人公イカボット・クレーンが妻(実は白魔女だった)の魔法により現代に蘇ったことによる浦島太郎ぶりがけっこう笑え、もう一人の証人アビー警部補との絆がとても良い感じで、特にシーズン2での時が止まっていた両親より年をとってしまった戦争の騎士である息子ジェレミー、イカボットに消される息子を守りたい一心から黒魔女に変化してしまい、旅人の魔法で時空を遡り、ジェレミーを妊娠中にイカボットを殺そうとする妻カトリーナ、カトリーナと一緒に独立戦争当時に行ってしまった現代人のアビー警部補、この世に地獄をもたらす役目より、実はカトリーナと暮らしたい恋する男でもある、生前イカボットの親友だった首なし騎士(黙示録の死の騎士)などがかなり面白かったです。

それに比べてシーズン3は1話1話の展開が冗漫でかったるい上、結婚前(?)のイカボットの恋人のベッツィーの話がいちいちうざく、カタコンベに閉じ込められたアビーの描写が退屈で、神も妻のパンドラも小者であっさり倒されてひねりもなく、残念な出来でした。
パンドラの箱に能力を吸い取られ、銃で撃たれて死ぬ神って…。
神の能力を得たのに、イカボットにけしかけられた首なし騎士にあっさり倒されるパンドラって…。
でも、イカボットの女性に対する旧式のお辞儀は素敵でした。

途中で犯罪捜査もののドラマ「BONES」とクロスオーバーした回があり、前編の「BONES」で独立戦争で死んだハウ将軍の遺体が発見され、イカボットとアビーが事件に関連があるとしてジェファソニアン研究所からスリーピー・ホロウに搬送し、後編で「スリーピー・ホロウ」の話の中に「BONES」のブレナン博士と夫のブース捜査官が調査に呼ばれるという設定で登場します。前編は大したことない感じでしたが、後編はブレナン博士が調査オタクみたいな感じ、ブース捜査官はイカボットより蛮勇がある感じでちょっぴり面白かったです。

シーズン4はもう惰性で見ましたが、キャストに魅力がまったく感じられず、1回ごとの話の中でほとんどが退屈なままストーリが進行し、「この続きは次回で」という辺りで突然急展開して次回を見てみようという気にさせるみたいなパターンが多かったです。

アビーから受け継がれた証人である少女モリー。ある日突然現れた女性が未来から旅人の魔法で戻ってきたモリーだと分かっても、製作陣は「どうだい?驚いただろう?」と言いたいのかもしれませんが、モリーが育ったようなイメージには見えな過ぎるし、契約が滞りなく行われるようドレイファス側についていた悪魔ジョーブが未来ではモリーの子守役にされて魔術も教えていたというのが滑稽すぎました。
未来が変わったのに、元の未来から来たララ(モリー)が消滅せず、証人の力がモリーからララに移るというのもご都合主義的にしか感じられませんでした。
個人的にはいかにも弱そうなというか、ほとんどへなちょこという感じのドレイファスと、なんの魅力も感じられずなんとなく品が無いララは、誰か違う人に演じてほしかったです。
また、SFやホラーものは特殊効果が特に重要であり、このジャンルを好む人の楽しみでもあると思うのですが、シーズン4は大幅に予算をカットされた感じでことごとくしょぼく、最終回で黙示録の4騎士が揃って鎧兜で出陣しますが(もともとお爺さんだったジェレミーがさらに老け込んだような…)、重厚な鎧兜というより、単に着ぐるみを着た人が馬に乗っているだけという感じでした(苦笑)
せめてオーラっぽく光らせるとか、雷鳴が光り轟くとか、それも無理なら霧くらい焚けば、みたいな(笑)

見てはいないのですが、できるものならスリーピーホロウも「スーパーナチュラル」や「ウォーキングデッド」くらいシーズンが続いてほしかったのですが、いろいろとお粗末すぎて、これではファイナルやむなしという感じでした。

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2015/12/18

週末はGRIMM三昧の予定


パーソンカメレオンのハーマイオニー



現在のところ、カイムもハーマイオニーも調子が良さそうなので、二足歩行の哺乳類はちょっと一息という感じです。
以前、海外の刑事ドラマ「WITHOUT A TRACE」のシーズン3~5にハマって、その後、ホラードラマの「スリーピーホロウ」シーズン2にハマり、現在、同じくホラー系ドラマの「GRIMM」にハマりかけています。


犯罪捜査系ではかつて「24」が一世を風靡したようですが、なぜかはまらず…。「BONES」は主人公ブレナンの顔をドラマで見続けていると、どういうわけか腹立たしくなってくるので早々に挫折、「クリミナルマインド」はまあまあでしたが、全シリーズ見ようと思ったのは最初の頃だけで、途中でちょっと見飽きました。

ホラー系では「スーパーナチュラル」を見ましたが、なんとも言えずにつまらなくて挫折。シーズン12くらいまであるので、たぶんシーズンを重ねるととても面白くなっていくのだろうなとは思うのですが、初めの4話くらいで脳が拒絶してしまいました。もっと、「つまらない。でももう少しだけ、見てみよう!」という気持ちにさせてもらえないと無理(笑)
「ウォーキングデッド」もホラードラマの中では大健闘しているようなので面白いのでしょうけれど、ゾンビはそんなに興味が無いので、「とにかく今すぐ何か気分転換したい」という気分になったら見ようかなと。


「スリーピーホロウ」はご都合主義的展開の連続ではありましたが、テンポが良くユーモアたっぷりで見ていて楽しいホラー(!?)だったのと、意表を突くシーズン2の後半がなかなか良かったです。悪魔モロクが世界の終わりを企み、地上と煉獄を中心に壮大なスケールで展開…しそうな背景なのに、なぜか家族の愛憎の物語がメインで、おまけみたいなモロクはあっさりトドメを刺されてしまうところがなんとも言えませんが、FOXで配信が始まったばかりのシーズン3もいずれ見たいと思っています。


で、今回の「GRIMM」ですが、犯罪捜査ものでもホラーものでもよくある手法なのですが、最初に犯罪や事件が起こり、その手口から犯人像を想定して捜索し、確証を得て逮捕または退治するのが各話で、シーズン全体を通してのストーリーもあるというパターンです。
ホラー系だとこれが冒頭で被害者が出て、その手口から主人公たちがどんな怪物・幽霊・都市伝説かを探り、見つかると「今度の相手はこういう奴で、過去にこんな事件も起きている」と語り、だいたいは倒して各話が終わります。外国ではウェンディゴ・わが子を溺死させ、自らも入水自殺した女の幽霊、鏡に住む女などが人気で、あちこちのホラードラマに登場しますね~。
そして全体を通して動いていくストーリーは家族愛とか恋人や親子の心の絆的なものが多いようです。話が進むうちに味方とか協力者も出てきて、ストーリーに彩を添えてくれますね。

犯罪捜査ものもホラーものも、初めはいかにもしょぼい予算で作られていると感じる場面が多いのですが、シーズン1の3分の1あたりからストーリーの流れ方が良くなり、面白くなっていく。打ち切りの憂き目にも会わず視聴率が上がってくると、それに比例して予算が多くなり、少し派手な演出になる(笑)
特にホラーは、初めはどう見ても「変な被り物を被った人」だった怪物がもう少し見られる感じになっていくので、見ていてホッとします(笑)

どうやら「GRIMM」もこの流れに乗っているようです。この週末は思い切り見まくりたいと思います♪

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2013/07/15

フライトナイト/恐怖の夜


ネタバレありの感想です。

この作品は1980年代に公開された「フライトナイト」のリメイク作品で、私は「フライトナイト」・「フライトナイト2」を観ているのですが、たいしたことがなかったのか、まったく覚えていません。
おかげで新鮮な気分で観ることができました。


ラスベガス郊外の砂漠の中に広がる町に母ジェーンとともに暮らす高校生のチャーリー。イケメンとは言いがたいが、なぜか誰もが羨むような学校一の美女・エイミーが彼女である。チャーリーはエドが親友だったが、エイミーにダサいと思われたくなくて、今ではエドと距離を置き、イケメンのマークたちと仲良くするようにしていた。
ある日、隣の空き家にジェリーという夜の現場仕事をしているという男が引っ越してくる。その頃から学校に来なくなる生徒が増え、チャーリーとエドの友達だったアダムも失踪してしまった。エドはジェリーが吸血鬼だと言い張るが、チャーリーは信じなかった。するとエドも失踪してしまい、さすがに不審に思ったチャーリーはやがてジェリーが本当に吸血鬼であることに気がつくのだった。


吸血鬼映画としては特に新鮮味はありませんが、まあまあ楽しく観る事ができました。
斬新な驚きを感じるような描き方ではありませんでしたが、ジェリーは吸血鬼なのにビールを飲んだり青りんごを食べたりできました。そうやって、「夜型の仕事をしている、ごくふつうの隣人」のフリをするのでしょう。
ジェリーやピーターが、鼻につくほどではありませんが少々お下品なのが、ブラム・ストーカー原作のドラキュラ系統の映画と違うと言えば違いました。
登場人物のうち、吸血鬼ジェリーと性格の悪い友達のマーク、後半エイミーの救出に加わるピーターの顔が妙に濃いのが、なんだかちょっと観ていて疲れましたけれど。濃い顔の人を登場させるなら、せいぜい一人にしてほしいです(笑)

エドがジェリーを吸血鬼だとチャーリーに言うシーンで「トワイライトとは違う!」と言うセリフがあったり、部屋の窓に十字架を張りまくるチャーリーにジェーンが「ダーク・シャドウみたいな家の中」と言ったりするのが面白かったです。そうなると、「奴らは地中海に住む種族だ」というのは「アンダーワールド」(ヨーロッパに散っていたヴァンパイアが続々と集まってくる)、「400年生きてきた俺に勝てるわけが無い」というのは「モールス」(吸血鬼エリより200歳年上)なんて、チラッと思い浮かんだりして(笑)

吸血鬼は家の住人に招いてもらえないと家の中に入り込むことができないため、ジェリーがジェーンとチャーリーの家に入れず、「入れないなら家が無くなればいい」と実力行使し始める57分くらいから1時間35分くらいまで(映画は1時間45分)はなかなかいい感じで楽しめました。
ジェリーや吸血鬼にされたエドが滅びる瞬間、人間らしい表情に戻るのも淡い味わいを添える感じでよかったです。

せっかくパロディ的な発言やちょっと笑えるシーンが幾つも盛り込んであるので、もっと完璧にホラーコメディーとして作ってもよかったような気もします。特にテレビで人気のインチキ吸血鬼ハンター・ピーターは、「トランスフォーマー/リベンジ」以降のシモンズくらい強烈なキャラクターにすると、もっと面白かったかもしれません。

クレジットタイトルは2部構成になっていて、後半は黒い画面の中を白い文字が流れていく、よくあるエンドロールでしたが、前半部分は劇中のシーンを使用したオリジナルで血文字がパシャッと飛び散るなど、久々に恐怖情緒溢れるホラー映画らしいエンドロールという感じでとても良かったです。
DVDを返却する前に、映画の後半部分をもう一回見ておこうっと♪

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2012/10/22

アンダーワールド・覚醒


アンダーワールド


今さらですが、「アンダーワールド・覚醒」の感想です。
ネタバレどうこうという以前に、マイナー過ぎてストーリーが分からない方がほとんどだと思いますので、あらすじも書きます。

ライカン(狼男)に家族を殺され、復讐のために自ら望んでヴァンパイアとなったセリーン。
戦いの中で彼女はヴァンパイアとライカンの始祖とその血塗られた歴史を知り、やがて人間とヴァンパイアとライカンのハイブリットである未知数の強さを秘めた青年・マイケルと結ばれる(覚醒以前の3作より)。

激化するライカンとヴァンパイアの戦いはやがて人類の知る所となり、人類による非人類への生き残りをかけた粛清が始まり、セリーンとマイケルも戦いの末、人間に捕らえられ、研究のために冷凍保存にされてしまう。

12年後、バイオテック企業・アンティジェン社の研究室で、被検体2として保存されていたセリーンは、突然眠りから覚める。アンティジェン社の警備網を潜り抜ける過程で、セリーンは被検体1も脱走したことを知る。被検体1とシンクロして、同じシーンを見るセリーン。彼女は被検体1がマイケルであると確信する。
街へと逃れたセリーンは、自分を尾行してきたヴァンパイアの青年デヴィッドに、粛清の時が過ぎ、絶滅寸前となったヴァンパイアとライカンがそれぞれ地下に逃げ延びて潜んでいることを知らされる。
そのとき襲い掛かってきたライカンとの小競り合いで、セリーンは少女・イヴを保護する。
デヴィッドと共にヴァンパイアたちのアジトに向かうセリーンに再び襲い掛かるライカン。
すると、恐怖に我を忘れたイヴがライカンでもヴァンパイアでもない姿へと変貌し、大怪我を負いながらも、ライカンを倒してしまう。彼女は被検体1で、セリーンの子宮から取り出されて育てられた、セリーンとマイケルとの間の子供だったのだ。
研究後、処分される運命だったイヴは、セリーンとシンクロできる自らの能力に気づき、セリーンを覚醒させたのだった。

ヴァンパイアのアジトで、ヴァンパイアの血を飲むことにより、みるみる回復していくイヴ。
愛しいマイケルに会いたくて、そればかり考えていたのに、いきなり我が子が現れて戸惑うセリーン。
リーダーであるトマスは始祖を殺したセリーンを快く思わず、逆に伝説の処刑人・セリーンの存在は必要であると考えるトマスの息子であるデヴィッドと対立し、アジト内は分裂する。危険な状況の中、新種のライカンが攻撃してくる。気絶したセリーンが目を覚ますと、圧倒的な強さを持つ新しいライカンにより、アジトは壊滅状態に近く、イヴはライカンに連れ去られてしまっていた。
セリーンは生死の境を彷徨うデヴィッドに自らの血を与えると、イヴを探して出て行くのだった。

街に出たセリーンはアンティジェン社を不審に思い、独自の調査を進めるうちにセリーンの存在に気づいた刑事セバスチャンと出会い、行動を共にする。イヴは再びアンティジェン社に捕らえられているらしい。
彼女がヴァンパイアであることを知りながら、協力を申し出るセバスチャン。
昔、セバスチャンの妻はヴァンパイアに噛まれながら生き延びたことで、ヴァンパイアになってしまった。しかし、セバスチャンは愛する妻を殺すことが出来ず、秘密を抱えながら2人でひっそりと生きてきたのだった。しかし、粛清の嵐の中で妻はその正体を知られ、人間に殺されてしまった。

アンティジェン社の警備を突破するセリーンとセバスチャン。すると、中から現れたのはライカンたちだった。
アンティジェン社の研究者・レーン博士は逃げ延びたライカンで、会社はいつの間にかライカンに乗っ取られ、そこで人類・ヴァンパイアを倒してライカンが生き残るための研究が行われていたのだった。
新種のライカンはイヴの細胞を使って変化したレーン博士の息子であった…。



この映画は数年前に製作され、今年2月に3Dでロードショー公開されました。
前売り券を購入して、1ヶ月は上映されているはずだと安心していたら、なんと1ヶ月経つ前に上映が終わりかけ、気づいたときにはその週の金曜日までで上映が終わるという状況で、木曜日でした。
え~、じゃあ金曜日の帰りに見るしかないじゃないか~。って、都内で上映されているのはもう数館だけになっていて、夜しか上映されていなくて、しかも時間的に間に合うのは、なんとお台場のみでしたしかも当日は土砂降りの雨。それでもなんとかモチベーションを上げて、お台場まで行きました。

わ~、空いてる♪
最終上映の日、お台場でこの映画を見たのは私を入れてたった5人でした(笑)
カップルと単独の男性2人と、そして単独でホラー映画を見る女性1人
前の席に座ったおじさんに、そんな物好きはどんな女かと、振り返って顔を見られてしまいましたよ。そんな状況で観た、感慨深い(?)映画です。


さて、感想はというと、かなり落胆しました。
第1作は従来のヴァンパイア映画のイメージから考えると、とてもスタイリッシュで、なかなかセンスの良い作品でした。ストーリーも大きな破綻が無く、展開が速くて、こじんまりとまとまっていました。2作目も、1作目に収まりきれなかったエピソードを広げて、前回やや物足りない感もあったアクションシーンを迫力の映像で描き出し、とても気に入っています。
3作目はそれなりにまとまってはいましたが、悪くはないのですが終始オーソドックスな展開で、ラストシーンのためだけにあるような(前2作を見ていないとそのラストが分かりませんが)作品でした。
そして4作目にしてアンダーワールド初の3D。が、この3D描写が曲者(?)でした。
冒頭の方で、主人公セリーンが黒ずくめの服装で素早く動く戦闘シーンがあるのですが、ヴァンパイアの素早い動きの表現が、まるでゲームそのものという感じでした。狙って演出していたと思われますが、そこには美も迫力もなく、コートを脱いだ状態で戦うセリーンの、コルセットの下のボディスーツ(?)が濡れたダイビングのウェットスーツみたいにテラテラ光っていて、ゲーム的な動きと合わせると、まるでゴム製の安い人形のようなチャチな印象でした。
第1作のちょっとお洒落な感じが気に入っていたファンにとってはなんとも無念なような…。

ストーリーも冒頭で勢いよく人類VS非人類の戦いを派手に描いて、全地球規模の壮大なスケールになったと思った途端、ハイ、「そして12年後」…。いきなり元のローカル規模の話しに逆戻りって、おいおい、それじゃ嫌でもガク~ッときますよ(^^;

ラスト近くで、なぜイブが必要とされ、育てられたのかが種明かし的に分かる筋ですが、先に「冷凍保存されたセリーンから子供だけ取り出して育てた」という状況に違和感ありあり。
戸惑いから母性愛が芽生えていく描写も全然足りません。
デヴィッドに「君はイヴを愛しているよ」(だったかな?)と言わせれば、それでいいと思っているのか?
だいたいデヴィッドもセリーンに対していきなり信用しまくりというか、人懐っこ過ぎる感じが。そんなに好青年でいいのか、デヴィッド、君はヴァンパイアだよなぁ!?

うまくいけば、物語に深みを与えてくれるはずだったセバスチャンの存在も、とてもわざとらしい。

これだけしらじらしいストーリーでは、あとはラストの戦闘シーンに賭けるしかない!(?)
と思ったら、新種ライカンのあまりの強さに敗色の濃いセリーンの戦いぶりがどうも迫力に欠けました…(T-T)
しかも、ヴァンパイア対ライカンの戦いなのに、力ではなく知恵を使って勝ってしまうところが、ひっかけ問題みたいというか、「小細工」という感じで潔くない。
力で勝ってくれよ~、力で!

ストーリーとしては、次回は母娘でマイケルを探す感じで続きそうな終わり方をしていますが、個人的には、この「覚醒」の評判が悪くて、第5作目は作られないのではと思います…。


アンダーワールド覚醒 セリーン


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